タイより僧侶来県、滞日タイ人への支援活動を行なう
4月6日から5月4日までのあいだ、タイ人僧侶、プラ・パイサーン・ウィサロー師、プラ・ユキ・ナラテボー師、プラ・ナラワット・ナッタワロー師の3人が来日し、県内在住のタイ人らの他、県外へも赴き仏教活動や相談活動を行った。プラ・パイサーン師やプラ・ユキ師は、一昨年、昨年に引き続いて3度目の来県となったが、今回はトヨタ財団による市民活動助成を受けての来訪である。特に今年は、これまでオアシスが進めてきたタイ人間のネットワークをより強固なものにするため、初めて頭陀修行を行い、タイ人の家庭を訪問して宿泊し、じっくりと相談活動なども行った。また4月12日には甲府市内の寺院をお借りして、タイの正月を祝うソンクラーンを、5月3日には宗教行事であるウィサカブチャーを行った。
頭陀修行では、厳しいスケジュールのため、途中プラ・パイサーン師、プラ・ユキ師らが体調を崩してしまい、十分とはいえないところもあったが、予定した以上の行程をこなし、タイ人達やその周囲の日本人にとっても大きな成果を得るところとなった。
その他にも、パイサーン師には甲府市内の街頭にて、滞日外国人のおかれている現状について呼びかけをしていただいた。
頭陀修行
本来タイでは、森林や山の中で行う修行。自然の中で心を落ち着け、歩きながら行う瞑想で、訪れる場所場所で托鉢を受けたりする。
日本では各地に在住のタイ人らの家庭を歩いて訪れ、いく先々でタンブン(布施)を受ける形の行としておこなった。これまでにもパイサーン師らは、長野などでこの頭陀修行を行っている。
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